
UAE不動産投資が500ディルハムから可能に?新しい共同所有の仕組みを解説
2025/12/13不動産投資
#ドバイ不動産市場#住宅価格#ドバイ経済
はじめに
アラブ首長国連邦(UAE)の不動産投資に、新たな道が開かれようとしています。これまで多額の資金が必要とされてきた不動産投資が、わずか500ディルハム(約2万円)という少額から始められるようになります。本記事では、この画期的な不動産共同所有の仕組みについて、初心者の方にも分かりやすく解説します。
不動産共同所有とは?
不動産の共同所有とは、一つの物件を複数の投資家が共同で購入し、所有権を分け合う仕組みです。これにより、一人では手の届かなかった高額な物件にも、少額から投資することが可能になります。この仕組みは「不動産フラクショナル・オーナーシップ」とも呼ばれ、投資のハードルを大幅に下げるものとして注目されています。
提携の背景
この新しい投資機会は、大手不動産検索プラットフォーム「Property Finder」と、不動産投資プラットフォーム「Stake」の提携によって実現します。両社の協力により、Property Finderの利用者は、プラットフォーム上で直接、安全かつ手軽に不動産への投資を行えるようになります。
新しい投資の仕組みとメリット
この提携がもたらす主なメリットは以下の通りです。
- 少額からの投資:最低500ディルハムから不動産投資を始めることができ、これまで資金面で参入が難しかった多くの人々にも門戸が開かれます。
- アクセスの容易さ:Property Finderのアプリやウェブサイトを通じて、物件探しから投資実行までをシームレスに行うことが可能になります。
- 安全性と法令遵守:UAEの法律に準拠した安全な取引が保証されており、安心して投資を行うことができます。
- 資産形成の促進:より多くの人々が不動産投資を通じて資産を形成する機会を得られるようになります。
- 海外直接投資(FDI)の増加:UAEへの海外からの投資を促進し、同国の経済成長に貢献することが期待されています。
いつから利用可能になるのか?
この新しい共同所有機能は、2026年の第1四半期(1月〜3月) にProperty Finderのプラットフォーム上で提供が開始される予定です。この地域では初の試みとなり、不動産市場に大きな変化をもたらす可能性があります。
まとめ
Property FinderとStakeの提携により、UAEにおける不動産投資は、より身近で手軽なものへと変わります。500ディルハムという少額から始められるこの新しい仕組みは、多くの人々にとって資産形成の新たな選択肢となるでしょう。2026年のサービス開始に向けて、今後の動向に注目が集まります。