
ドバイ大手エマール・デベロップメント、40億ディルハムの配当を発表―2025年の記録的業績を背景に
はじめに
ドバイを拠点とする大手不動産開発会社エマール・デベロップメントは、2026年3月26日、取締役会の承認を経て40億ディルハム(約1,600億円)の配当を実施すると発表しました。この決定は、同社の2025年における過去最高の業績を反映したものであり、ドバイ不動産市場の力強さを改めて示すものとなりました。
2025年の記録的な業績
エマール・デベロップメントが発表した2025年の業績は、複数の指標で過去最高を記録し、同社の堅調な成長を示しています。
過去最高の不動産売上
2025年の不動産売上高は、前年比9%増となる711億ディルハムに達し、過去最高を更新しました。これは、ドバイの不動産に対する旺盛な需要が継続していることを示唆しています。また、将来の収益の目安となる受注残高は1,252億ディルハムに上り、今後数年間の安定した収益基盤が確保されていることを示しています。
収益と利益の大幅な増加
同社の財務状況は、以下の通り大幅に改善しました。
- 総収益: 275億ディルハム(前年比44%増)
- EBITDA(利払前・税引前・減価償却前利益): 143億ディルハム(前年比52%増)
- 税引前純利益: 155億ディルハム(前年比52%増)
- 利益率: 56%
これらの数値は、同社の高い収益性と効率的な事業運営を物語っています。
事業拡大と将来の展望
好調な業績を背景に、エマール・デベロップメントは積極的な事業拡大を進めています。2025年には、新たに48の住宅プロジェクトを立ち上げました。さらに、1,200億ディルハム相当の価値を持つ3,600万平方フィートの優良な開発用地を取得し、将来の成長に向けた基盤を強化しています。
創業者モハメド・アラバール氏のコメント
エマールの創業者であるモハメド・アラバール氏は、「当社の業績は、ドバイの開発エコシステムの強さを浮き彫りにするものです」と述べました。また、今後も新たな住宅地を導入し、マスタープランに基づいたコミュニティのポートフォリオを強化していくことに意欲を示しました。
まとめ
エマール・デベロップメントによる40億ディルハムという大規模な配当の発表は、同社の卓越した業績と財務の健全性を証明するものです。過去最高の売上と利益を記録し、積極的な事業拡大を続ける同社の動向は、ドバイ不動産市場全体の成長と安定性を象徴しており、国内外の投資家から引き続き高い注目を集めることでしょう。
参考記事
Emaar Development announces 100% dividend payout of Dh4 billion